(7) 78歳おばあちゃんがDJしとるよ

 ラジオ番組でマイクに向かうDJ(ディスクジョッキー)として、78歳のおばあちゃんが、がんばっています。

 この人は倉敷市上富井の三宅勢津子さんです。岡山シティエフエム(愛称レディオモモ)で、娘のみのりさん(54)と、シャンソンの番組をしています。

  シャンソンはフランスで生まれた歌。人を愛する喜び、人の生きる悲しみ、人生を歌います。

 学生のとき、声楽を学んでいた勢津子さんは、いまは亡き夫とシャンソンがきけるお店へよく行っていました。やがて歌う魅力にとりつかれ、65歳からレッスン開始、リサイタルを開くまでになりました。

 長女のみのりさんも影響をうけ、珍しい親子コンサートも実現しました。こうした活躍を知ったレディオモモが出演を依頼したのです。

  「母と娘―勢津子とみのりのシャンソンライフ」は2014年1月からスタート。三宅さんは「年はとっても歌が歌えて幸せです」と話し、番組は人生の折々に恋愛や家族、夫婦にふれた味わい深いものになっています。

  第1、3土曜午後1時から30分です。

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 残念ですが、番組は2014年3月で終了しました。

(赤田貞治)

娘のみのりさん(左端)と番組をすすめる勢津子さん(右端)


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