(12) ラジオでサーカス楽しんで
視覚障害のある岡山県立岡山盲学校の子どもたちにサーカスをラジオで楽しんでもらおうと、岡山シティエフエム(愛称レディオモモ)は2014年6月23日、開催中の木下大サーカスの魅力を伝える生中継放送に取り組みました。
岡山市北区JR北長瀬駅前の会場内に特設スタジオを設け、児童らを招待。木下唯志社長らが、珍しいホワイトライオンのショーや、空中ブランコのだいご味を分かりやすく説明しました。
小学部の子どもたち11人は、用意したラジオからイヤホンで放送を聴き、迫力いっぱいの演目に興味しんしんです。
「ウオーッ」とほえるライオンに、びっくりして隣の先生に身を寄せながらも、懸命に耳を傾ける児童もいました。「放送で動きや形を説明してくれるので分かりやすかったです」と、うれしい感想を言ってくれた5年生もいました。
(赤田貞治)